岡田マリ official blog

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■ 堺市視察「手話言語と障がい者コミュニケーションの条例」

福祉保健委員会で尾道市、大津市、堺市に行ってきました。

堺市では「手話言語条例」と「障害者基幹相談支援センター」について話を伺い、「健康福祉プラザ」を視察をしてきました。

渋谷区では「手話言語条例」については渋谷区から意見書を国に提出し、
同じ会派の田中たくみ議員が定例会で質問したことがありましたが、
渋谷区では条例化はされていません。

「障害者基幹相談支援センター」については渋谷区ではこれからの施策です。

条例の正式名は「堺市手話言語の普及及び障害者のコミュニケーション手段の利用を促進する条例」。

市民への手話の普及にも力を入れています。
堺市では聴覚障がい者だけでなく、視覚障がい者、知的障がい者、
発達障がい者向けに「音声」「点字」「筆談」「コミュニケーションボード」などを使用し、情報の取得やコミュニケーション手段を選択できる環境整備にも取り組んでいるのが大きな特徴です。
障がい者団体からヒアリングを重ね、対象がここまで広がったとのこと。

コミュニケーション支援者育成のために講座の実施にも力を入れていました。

堺市、堺市民、事業者、更には仁徳天皇の古墳で有名な堺市を訪問・滞在する障がい者にとってもコミュニケーション手段を利用しやすい環境づくりにも努めているとのこと。
こうした合理的配慮は渋谷区でも取組みたいです。

また「堺市障害者基幹相談支援センター」では行政の他の相談窓口との連携や
地域の相談支援や福祉に関する情報収集、情報提供、障害者構成相談所などの専門職の紹介など、ライフステージにあった情報をワンストップで届けていました。

渋谷区では現在、身体と知的は障害者福祉課、精神は保健所と分かれていますが堺市の相談支援センターの窓口が一本化されているということは初めて相談をする人にとってはわかりやすいですし、より相談がしやすいですよね。

また視察させていただいた「堺市立健康福祉プラザ」には、視覚・聴覚障害者センター、
生活リハビリテーションセンター、総合相談情報センター、障害者就業・生活支援センター、発達障害者支援センター、難病患者支援センター、
心の健康センターなどがひとつの建物に入っています。

堺市

更にはスポーツ施設もありますが、トレーニングジムは障がい者用のマシーンもあり、障がいのある人もない人も同じジムでみんなが利用していました。

写真のクッキングルームのガス代は車椅子の人たちが利用することも考慮し、
高さがボタン一つで変えられるものとなっているなど、館内の様々なところで
障がいのある人が移動しやすい、利用しやすい工夫をたくさん見ることができました。

堺市では障がい者福祉にはこれまで力をいれてきたとのことですが、
しっかりと向き合っている取組みを見せていただき大変勉強になりました。
今後に生かしていきたいです。

そして渋谷区に戻ってみると「超福祉展」を開催中!

超福祉展

最新の車椅子や補聴器などの展示やゲストによるパネルディスカッションや講演
は興味深いものばかり。
11月13日(月)まで。
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