岡田マリ official blog

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■ 大阪市が男性カップルを里親認定しました

新年度がスタートし、今日は小学校の入学式でした。
今年は満開の桜の入学式、大きな体育館をキョロキョロしながら入場してきた
新一年生のかわいらしかったこと。
楽しい6年間となりますように。

sakura

さて、今朝新聞で大阪市で男性カップルを養育里親に認定の記事が。
「渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例」が施行されて2年。
この2年間で様々な変化を感じますが、今回の認定については心から拍手です。

ふと東京都はどうなのかしら?
渋谷区のパートナーシップ証明書を交付されたカップルは里親になれるのかしら?
と東京都の養育制度
「ほっとファミリー」
について調べてみました。

それによると東京都の里親認定基準は
・都内在住で25歳以上65歳未満の夫婦であること
・ 配偶者がいない場合には、次の全ての要件を満たしていること。
ア 児童養育の経験があること、又は保健師、看護師、保育士等の資格を有していること。
イ 申込者と同居をし、養育者の補助者として子供の養育に関わることができる、20歳以上の子又は父母等がいること
となっていました。

ふむ、つまり同性カップルだけの家族については条件が当てはまらないということですね‥。

東京都に問い合わせをしてみると審議会で検討はされたものの、
現時点では要件の変更までは至らなかったとのこと。

平成28年11月28日に示された「東京都児童福祉審議会提言 家庭的養護の推進」の中で議論されています。

「単身世帯の養育家庭の認定要件については、児童の多様性に応じて養育家庭の
認定要件も多様性が求められており、緩和すべきという意見があった。
一方で、養育家庭制度は、行政が責任を持って児童を委託する制度であり、多様性を過度に強調するのは疑問であるという意見や、委託児童の養育は実子の養育と比べて
神経を使い、ストレスも多く、両者を同レベルで考える事には慎重であるべきという意見もだされた。
具体的な方向性を示すまでには至らなかったが、引き続き検討を進めてほしい。」

引き続き、検討事項とのこと。

現在、東京都には様々な理由で家族と暮らせない子どもが約4,000人いるそうです。
厚労省によると全国で46,000人の要保護児童がいるとのこと。

養育家庭体験発表集を読むと多くの苦労がありますし、里親の家族環境も様々です。
その多様な家族に今回の男性パートナーという里親の選択肢が加わったというもの。

里子と受入家族のマッチングが合って、その子がしっかりと成長できる環境として
今回の取組みは子どもたちの受け入れの可能性が広がることになります。

大阪市の動きが今後東京都でも可能となることを期待しています。
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